過保護な副社長はナイショの恋人
ドキドキの展開です
「ん……。はぁ……」
唇が濡れるほどのキスを終えた私は、足元が頼りないくらいに、体から力が抜けている。
そんな様子に気がついたのかどうか、副社長は私を抱きしめた。
品のある甘い香りがほのかに漂う彼の胸に、自然と顔を埋める。
すると、さらに強く私を抱きしめた副社長が、耳元で囁くように言った。
「咲実、俺と付き合ってくれないか?」
「え……? 私と、ですか?」
今夜は、一体どうなっているのだろう。告白にキスに、そして交際の申し込み……。
頭が混乱しているせいで、かなり的外れな応えをした私に、副社長のクスッと笑う声が聞こえた。
「咲実じゃなきゃ、俺は誰に告白してるんだよ」
「そ、そうですよね。すみません……」
かなり緊張してる……。もうどうしたらいいのか、分からないくらいに。
「もっと、咲実を知りたいんだ。俺の恋人になってほしい」
私が副社長の恋人になるなんて、想像もできないけど、真っ直ぐに想いをぶつけてくれる副社長に、私の心は掴まれていた。
「はい……。私で良ければ……」
と答えると、副社長は体を少し離し、愛おしそうに私を見つめた。
「ありがとう、咲実」
副社長はそう言って、もう一度唇を重ねた。
唇が濡れるほどのキスを終えた私は、足元が頼りないくらいに、体から力が抜けている。
そんな様子に気がついたのかどうか、副社長は私を抱きしめた。
品のある甘い香りがほのかに漂う彼の胸に、自然と顔を埋める。
すると、さらに強く私を抱きしめた副社長が、耳元で囁くように言った。
「咲実、俺と付き合ってくれないか?」
「え……? 私と、ですか?」
今夜は、一体どうなっているのだろう。告白にキスに、そして交際の申し込み……。
頭が混乱しているせいで、かなり的外れな応えをした私に、副社長のクスッと笑う声が聞こえた。
「咲実じゃなきゃ、俺は誰に告白してるんだよ」
「そ、そうですよね。すみません……」
かなり緊張してる……。もうどうしたらいいのか、分からないくらいに。
「もっと、咲実を知りたいんだ。俺の恋人になってほしい」
私が副社長の恋人になるなんて、想像もできないけど、真っ直ぐに想いをぶつけてくれる副社長に、私の心は掴まれていた。
「はい……。私で良ければ……」
と答えると、副社長は体を少し離し、愛おしそうに私を見つめた。
「ありがとう、咲実」
副社長はそう言って、もう一度唇を重ねた。