下を向いて歩いていこう
下を向いて歩いていこう
時に地に足がしっかり着いているか
確認しながら
時に足場が悪くないかを確認しながら
時に歩むべき道を間違えてはいないか確認しながら
君が歩くべき道を見据えるために
下を向いて歩いていこう
もしも君が疲れたというのなら
この世界と他人に関わり続けることに
嫌気がさしたと言うのなら
その時は一度
歩みを止めても
いいんじゃないかな
その場に腰を下ろし
体育座りなんてしながら
しくしく下を向いて泣きながら
じっくり苦しみをかみしめてみよう
この命は
君だけの時間であり
君だけのものだ
誰かに譲ることも
誰かに託すこともできない
君が全うすべき命だ
だからこそ
君のタイミングで休み
君のタイミングでまた歩きはじめること
それが出来るはずだ