階段落ちたら異世界に落ちてました!
王宮で新生活。ぐいぐいと迫られてます
「お話はまとまったようですね。では、まどか様。まどか様用のお部屋までご案内します。」

そうして、エドと離れることになったら凄く嫌そうな顔をしている。

なぜ?


「エドアルド様、お部屋へのご案内の後は執務室にお連れ致しますのできちんと仕事片付けておいて下さいね。じゃないと夕食をまどか様とはご一緒頂けませんよ?」

このローレンスさんの発言に目を見開き慌てふためくエド。


「まどか、またすぐに会おう。絶対仕事を片付けるから夕食を一緒に食べよう!!」


すっごく必死な感じが伝わったので、頷く事にした。


「はい、分かりました。後で執務室もお顔を出していいみたいなので伺いますね?」

そう言うとそれはそれは嬉しそうに微笑むエドと顔が合う。
真っ赤になりつつ私も微笑み返して謁見の間を後にした。

移動しながら、聞いてみた。

「ローレンスさん、エドはどうして離れる時に嫌そうな顔をしたし夕食を一緒に出来ないって言ったら慌てたんでしょうか?」


「まどか様は落ち人ですから、その辺りの知識もあまりありませんね。お部屋にてアンジーが控えてますから同性同士のが宜しいかと思いますのでアンジーから竜人族の番についてお聞き下さい。」

ん?アンジェリーナさんの事かな?

「アンジェリーナは私の番です。これからアンジェリーナが主にお世話に当たりますので夫婦共々よろしくお願い致します。」


これまた美男美女の番さんですね!
並んでる所を見るのが楽しみです!
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