弟の仁がやっと恋をした。

だけど彼女にはトラウマがあって、男性恐怖症になってる。

「ねぇ、晴馬」

「ん?」

「今年入社した子なんだけど・・・」

「あぁ」

晴馬は精神科医だからどう接したらいいのか、相談した。

「それで、仁が恋したみたいなの」

「はっ?仁がか?」

「そう、でも、難しいわよね?」

「そうだな。時間をかけないと・・・」

それから数週間後だった。庶務課の部長から電話があって『すぐに行きます』と告げ、晴馬と向かった。