幸せになれるの?
2話 残酷な私
次の日。
「それで? そのままタッカと別れたの?」
美菜とカフェで話をする。
「そう、なんか、意外にあっさりしたものだったから自分でも驚いた。」
「タッカ、光子のこと好きだったんじゃないの?」
「好きだったら、あっさり別れないでしょ?」
美菜の顔は曇ったまま。
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