彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)
◆天国か地獄か!?龍星軍のバカンス!!~前編~◆



好きな人の肩越しに風を受ける。





「晴れて良かったな、凛!」

「ですよねぇー♪」





バイクを運転する瑞希お兄ちゃんが、ミラー越しに話しかけてくる。

これに、半ヘルメットをかぶった私が、首を縦に振って答える。





みなさま、ごきげんよう!

龍星軍4代目総長の凛道蓮です。

本日僕は、瑞希お兄ちゃんとバカンスなんです。






「つーか、晴れすぎじゃねぇ~凛たん?」

「あーん、後で日焼け止めを塗り直さなきゃ!凛ちゃんにもぬってあげるからね♪」

「少しは日光を浴びておかんといかんぞ、凛道。体内と食物からとれないビタミンが、太陽の光によって体に吸収されるのだからな。」

「わははははは!海に凛助を投げ込むのが楽しみだぜ!!」

「馬鹿!入るの間違いだろうが、皇助!!心配するなよ、凛!お兄ちゃんが守ってやっからな?」

「あ、ありがとうございます・・・」




訂正。

残念ながら、+@付きですけどね。



〔★2人きりとはいかなかった★〕



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