夜空の星は月とともに瞬く

スピーカにしたために、呼び出し音が幹部室の中に静かに響く。



《誰?》



「理帆!」



《…そーさんか。》



「お前どこに行ってんだよ!」



《どこでもいいでしょ?》



「よくねぇよ!倉庫にいると思っていたのにどういう事だよ!」



《あーなるほどねー。倉庫でみんなに話を聞いたんだ。》



「そうだよ!まじでどこにいるんだよ!」



《みんなから話し聞いたんだからもうよくない?別にわたしはそーさんと会う予定ないから。》



「いいから、どこにいるんだ。」



《今お取り込み中で教えられませーん。》
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