必然的な運命
4.須田千秋さんとは?
目覚めは好調、……ではないがまだ2月なのに日差しが心地良い清々しい日だ。

いつもより少しだけ念入りに身だしなみを整えて家を出た。

まずは父のお墓に。

父の好きだったお花を片手に向かった。

「あ、……また、だ 」

父の命日にはできるだけお墓参りに行くようにしているのだが、決まって私より先にお花が備えてある。

はじめの頃はきっと会社の人がしてくれたんのだろうと気に留めていなかった。

だが、この1年間にわたり1回も欠かさず備えられており是非お礼を言いたいのだが全く会えないのだ。
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