必然的な運命
失礼します。と一言添えつつ無駄に広い部屋を物色したが、これといって何もないし何もわからず。

ふぅ〜 と溜息だけ残しふかふかのソファーに腰掛けた。


なんだかドッと疲れた。

こんな素敵な部屋なのに、とても居心地が悪く感じるのは人の気配がないからだろうか?

はあ〜 もう今年中の溜息は全て吐き切ったのではないか、ってくらい。


………それは言い過ぎか?
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