[実話]16歳〜私の生きた道〜
虐待
生まれつき身体が弱かった私は生まれてすぐに余命宣告をされた。
母は私を放棄。
育児も、私を人として見ることも。
母から見た私は、人の形をしたただの人形で、母が気に入らないことがあれば殴ったり、蹴ったり、罵ったり。
幼い子供でも分かる。

この人は、愛してくれない人だ。

私の分だけ食事がない。
そんなことはあたりまえ。
家族は誰も助けてくれなかった。
父はなぜかいなくて、姉はただ見ていただけ。
栄養失調寸前で、私は祖父母にひき取られた。
目の前に出てくる見たこともない食事。

おいしい…。

だけど私の身体は、食事を拒絶する。
食べても食べても吐いてしまう。
私の身体は病気なのかな?
最後は、水も受けつけなくなり、私は祖父母の家から、病院へと移った。
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