[実話]16歳〜私の生きた道〜
揺れる想い
しかし結局私は体力が回復し安定するまで、しばらくの間、入院することになった。
入院中何回かの発作が起こり、私は死が迫っているという恐怖に襲われていた。
ネガティブ思考MAXになって、回復するどころか悪化し、健さんと1ヶ月近く会えない日々が続いた。

目をつぶって眠ることが何より怖かった
そのまま目が覚めずに
朝が来て私の身体は冷たくなっている…

そんなことばかりが浮かんで、病室では泣いてばかりいた。
怖いことがあるとすぐに健さんにメールした。
朝も昼も夜中でも。
だけど健さんはいつも、
「大丈夫だよ」
そう言ってくれた。
何度その言葉に涙し、助けられたか…。
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