[実話]16歳〜私の生きた道〜
不思議のはじまり
遥花の葬儀が終わり、家に帰って自分の部屋に倒れこむ。
疲れた…。
身体も。
心も…。

眠ると必ず見る事故と、あの不思議な映像。
何か関係があるのか…。
私は、眠るたびに泣いて起きて、いつしか眠らなくなった。

それから半月がたった日、それは起こった…。
ひとり眠らずに夜起きていると、遥花に似た声が聞こえてきたのだ。
声の方へ声の方へ行くと、家の近くの公園に着いた。
そこで見たのは薄い赤色の丸いモノ。
それがなんなのか現実なのか夢なのか、私には分からなかったけど、不思議と怖くはなかった。
ゆっくりと近づいて行くと、声はどんどん強くなっていった。
手を伸ばし触れようとすると、ふっとよける。
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