[実話]16歳〜私の生きた道〜
中退
高校1年生の2月、寒さはひどくなり、雪がちらついていた。
学校から電話がかかり、呼び出された。
学校に行くと、同級生たちがガヤガヤと騒ぎ始める。

うるさい――
じろじろ見るなよ…
イライラさせるなよ…
ムカつく…

職員室に入ると教師たちの視線が私にと向けられる。

見るなよ…
気持ち悪い――

思わず外へ出てしまった。
教師が連れに来て、退学届けを書かされた。
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