(完)嘘で溢れた恋に涙する
プロローグ
まだ私が世間の冷たい視線とか
隠れた悪意とか
思ってもなかった裏切りとか


そんな恐ろしさを知らない頃


禁断の恋とか許されない恋、そんな恋に憧れていた。



出会うべきじゃなかった男女が出会って惹かれあって引き裂かれて
そんな2人がもどかしくて切なくて。


だけど、そんな恋は物語の中だけであって


私は普通の恋愛をするんだって思っていたんだ。



そう思っていたんだよ。




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