暗闇の密室。

一人の男が目を覚ます。


『ここは……どこなんだ?それに俺は……一体……』

男には記憶が全く無かった。

自分が何者で、何歳で、どんな過去があるのかも分からない。

解る事と言えば、部屋の壁に埋め込まれたテレビが目の前にある事だけ。


テレビの画面に映るのは(???)と表示されたスロット。

モニターから、声が聞こえてくる。


≪これはスロットメモリーです≫

≪自分の記憶を取り戻したければスロットを廻しなさい≫

≪このスロットには、あなたの記憶に繋がる100個のキーワードがランダムにセットされています≫

≪自分がどんな人間か、どんな過去を歩んできたか知りたければスロットを廻しなさい≫

男はスロットを廻すことにより、恐ろしい事件に巻き込まれていく。


しかし、男は廻した。
自分の記憶を取り戻す為に。


男は廻し続けた。
自分が今ここで、何をするべきかを知るために。


*注意*
一部グロテスク及び暴力的な表現を含む箇所があります。

この作品のキーワード
ホラー  ミステリー  推理  復讐  怖い  記憶  恋愛  狂気  長編  純愛