決められた将来。
自分の意思なんてそこにはなくて。
いつも苦しかった毎日。
そんな私の目の前に君は現れて、
居場所をくれた。
『ありのままの君でいい』
そう言ってくれた君は、ふと笑顔を影らせる。
ねぇ、君が常闇に消えそうになってたら。
世界の果てでも、私が君に会いに行くよ。
君がどんな秘密を抱えていても。
何者でも構わない。
大好きな君に伝えたいことがある。
「……瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に あわむとぞ思ふ」
たとえ今は、恋しい人と別れても。
将来は必ず、結ばれると信じてる。
だからね、先輩。
もう一度会えたら。
恋ぞつもりて、愛に変わるその日まで。
私と一緒に、生きようよ。