あなたのことは絶対に好きになれない!
いやいやいや、ない、ない、気のせい!
私が男性にときめくなんて有り得ない!
ましてや、相手はあのオウスケくんだよ⁉︎
……でも、まあ。
幼馴染みと凄く久し振りに再会した、という事実に違いはないし……久し振りに会えて嬉しかったと言われたこと自体は私も同意、かな……。
「あ、そうだっ」
もう一つ言わなきゃいけないことがある。
「あの、今度改めてお礼させてくださいっ」
私がそう言うと、オウスケくんは少し驚いたような顔で私を見つめる。
「お礼って介抱したことへの? いいって、そんなの。酔わせたのは俺だし」
「で、でも。結局一晩泊めてもらったし、ベッドも占領してしまいましたし」
「……ていうかさ」
「え?」
す……と、彼の右手が私の頬に触れる。
そして、顔を近づけられ……
「深央にはタメ口で、俺には敬語って、おかしくない?」
そのまま、頬にあった彼の手が、私の唇をツ……となぞる。
その感触に、身体がピク、と反応した……。
私が男性にときめくなんて有り得ない!
ましてや、相手はあのオウスケくんだよ⁉︎
……でも、まあ。
幼馴染みと凄く久し振りに再会した、という事実に違いはないし……久し振りに会えて嬉しかったと言われたこと自体は私も同意、かな……。
「あ、そうだっ」
もう一つ言わなきゃいけないことがある。
「あの、今度改めてお礼させてくださいっ」
私がそう言うと、オウスケくんは少し驚いたような顔で私を見つめる。
「お礼って介抱したことへの? いいって、そんなの。酔わせたのは俺だし」
「で、でも。結局一晩泊めてもらったし、ベッドも占領してしまいましたし」
「……ていうかさ」
「え?」
す……と、彼の右手が私の頬に触れる。
そして、顔を近づけられ……
「深央にはタメ口で、俺には敬語って、おかしくない?」
そのまま、頬にあった彼の手が、私の唇をツ……となぞる。
その感触に、身体がピク、と反応した……。