嵐の夜は 〜執着系上司に捕まりました〜


「もーっっ、課長!人のコト、ネタにせんといてくださいよ!どうせわたしやったら後から嘘や、本気にすんなよとかって済ませられるからでしょ」


「あーっそうかぁ!確かに岩崎やったら誰も本気にせえへんからな」

小林が言うとみんなが緊張が溶けたように大騒ぎになった。

「だよなあ、他の女子だと冗談にならへん」

「岩崎ならみんな笑い飛ばせるからな」


何とかうやむやにできたか?


みんなのわたしの扱いに泣きたくなるけど今は平穏無事な社会人ライフを守る方が大事だ。


課長をチラッと盗み見ると視線が一瞬絡んですいっと外された。



背中を冷たい汗が幾筋も伝う。



他の女子社員のシラケた雰囲気に耐えきれず、二次会の誘いも無視して、尻尾を巻くように一人暮らしの部屋に帰った。


課長のアホーーーーっ!
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