奏でるものは 〜功介〜
第8章


春休みになり都合が良いときは、定期もあるから、と電車で遊びに来る。

学校は無いようで、来る時は昼過ぎに来て二人で過ごす。
帰りは送って行くようにしていた。


それが楽しくて、今を、楽しんで、また明日も、と貪欲になる。


それが、いけなかったのか……





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