王子達のお世話係
どうも、お世話係です。

今私は世界中が熱狂している男性アイドルグループ、
“ONLY ”の練習部屋の前にたたずんでいる。

信じらんないよ、、なんでこんな面倒な事に、、

白目を剥きそうになるのをなんとか我慢する。

そして深呼吸してから目の前のドアノブを掴んでぐいっと開けた。

「失礼しまーす。」

ガチャッ

ドアの角に足をぶつけて転びかけた私を今まで見たことのないようなモノを見るような目で見るONLYことイケメン達。

なんだねその目は!?

少しムッとしながら体勢を整えて何回も練習した言葉を言った。

「初めまして。
今日から少しの間ONLYのマネージャーになる杉野悠です。よろしくお願いします。」
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