翌日、目がさめると外が騒がしい。昨夜は隣に棗くんがいたはずなのに棗くんがいない。

…また、行っちゃったのかな?


「君が棗の婚約者?」


「え…。誰ですか…??」

いきなり扉が開き、見知らぬ男性が入ってくる。


「俺はここの第1王子。椿(つばき)。

棗の兄だよ。

棗は辞めて、俺の婚約者にならない?

棗は王子だけどさ2番目だから国王になれる確立は低いんだよ。

だから、俺の方がいい。

どうかな?」


別に私は、国王の奥さんになりたいわけじゃない。


「…申し訳ございません。椿さま。私、椿さまの婚約者にはなれません。」

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