嫌いなアイツとの恋愛のやり方
好きかもLevel8 〜不意打ちのキス〜
「莉子っ、何をのこのこと言い包められてんのよ!」

ガミガミ怒られている私は言う相手を間違えたのかもしれない。

いつものお昼時、ランチタイムのたわいもない話に昨日の出来事を優花に話したらこの有様。

目の前の美味しそうオムライスを突く手が止まっている。

「だって…っ…. 」

「だってもクソもないわよ。 あんな奴の手下になってどうするの! ここぞとばかりにこき使われるわよ?」

そう言い切る優花の言葉に、少しばかりの納得感はあるのだが。
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