嫌いなアイツとの恋愛のやり方
好き?Level9 〜ライバル出現!?〜
「おはよ…… って、莉子ちゃん どうしたの?ボケーッとして?」

朝から頭の回転率がいつもより低下しているのを身を以て感じていたが。

それは周りの人にも気付いてしまうほどだったらしい。

「す、すみませんっ ……ちょっと考え事してて」

仕事中に、しかも新人が何してんだよ!って話だけど。

「あまり考え込みすぎると老けるわよ?程々にねっ」

そんな私に対して優しい先輩はそんなお声をかけて下さる。
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