君と、私の365日

*獣の中の華は、いつだって*

「凛ちゃん、おいで」


手招きする頼を見て、無邪気に笑う凛。


頼の目は、回りの獣達を一瞥して見てる。


幹部に上がっても可笑しくないぐらい、強い頼。


正直、心も優しく強く、傘下にしとくのが勿体無い。


「お前‥‥‥ッッ。」


「俺は、誰にも負けない」


「どうしたの?頼くん?」


ぎゅっ、と頼が凛を抱き締める。
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