過保護なドクターととろ甘同居


肩からはらりと落ちていくレースのワンピース。

素肌が露わになって、隠すように胸元を手で覆った私を、先生は色っぽい微笑を浮かべて再び横たえる。

強引さのない優しい手つきで腕を取り、胸元にそっと口付けた。


「すごく綺麗だ」


その低く甘い声だけで陶酔してしまいそうだった。

潤んだ目に、ネクタイを緩める先生が揺れて映る。

すでに熱く火照った体に先生の指が触れ、ピクリと体が小さく跳ねた。

焦らすように素肌に落とされる口付けに、切なげな吐息が漏れる。


「先生……好き……好きです」


うわ言のように何度も口にした気持ちに、先生は応えるように私の体を抱き締める。

波のように寄せては引く快感に身を任せ、幾度となく与えられる熱に一晩中酔いしれていた。


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