ある夜のできごと
気づいた気持ち

和香side

そっか、私甘えたかったんだ。

やって当たり前で、家事も育児も頑張って。
でも、うまくいかなくて。。。
いらいらして…

洸に甘えたかった。

頑張ってるよ。大丈夫。
和香が大事だよ。
って。抱きしめてほしかった。

ただ、それだけだったんだ。

洸に会いたい。洸に触れてほしい。


家に帰ると洸は寝ていた。
直接伝えるのは恥ずかしくて、手紙を書いた。

いつもの感謝の気持ちと甘えたいきもち。

洸はなんて思うかな?あきれるかな。
笑って抱き締めてくれたらうれしいな。
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