あなたの心を❤️で満たして
私は貴方の何ですか?
結局、日曜日も私は「頭痛がする」と言って出掛けるのを断った。
黒沢さんは土曜日同様「お大事に」と言い、その後、彼が何処で何をしていたのかは知らない。

けれど、またしてもバラバラな生活を送り、月曜日の朝を迎えたーーー。


「留衣様、おはようございます」


裏口から廣瀬さんの声がして、キッチンから顔を覗かせた。


「おはようございます。廣瀬さん」


私を見つけると、彼女はいそいそと走り寄ってきた。


「週末は如何でした?お坊っちゃまと二人で何処かへ行かれましたか?」


余りにもワクワクしながら聞くものだから、いえ…と言うのが悪い気がする。でも、噓を吐くのは嫌で、ありのままを話した。


「土曜日に二人で出掛けようとしていたところへ電話が入って、彼が通っていた大学の研究室へは行きましたけど、その後からどうにも気分が優れなくて、結局日曜日もずっと休んだままでした」


「何ですって!あの教授またしても連絡してきたんですか!?」


どうしようもない人だと呆れ、廣瀬さんはお得意の暴言を吐いた。


「全くどいつもこいつも朴念仁ばかりで困るわ」


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