「私は先生が好き。どうしようもないほど好き。たぶん、初めて会ったときから好き。私を一番に好きじゃなくてもいいの。私が一番に先生を好きだからいいの。でもお願い!少しでも私を好きな気持ちがあるのなら、こっちを向いて・・・・・・!」


母子家庭で育った咲羅の高校に、美術教師の安藤が赴任してきた。美術教師とは思えぬ、体育会系の外見と反する繊細な内面に、たくましさと優しさを感じた咲羅は、わずかな記憶の父親の面影を想起させられる。そのため急激に安藤に惹かれていくのだが、その想いが父親への憧憬でなく、確かな恋心と気付いたとき、咲羅は安藤の、決して癒えることのない、悲しい過去を知ることとなる。

 東北の海辺の街で繰り広げられる、がむしゃらで、それでいてもろい、高校生たちの青春ラブストーリー。

 

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生徒と教師  禁断の愛  歳の差