きみは風のようだった
第4章

告白




それからというもの頭痛が増えて、


痛みも増すようになり、



薬も増えた。







思った以上に進行のスピードが早いらしい。






着々と病魔は私の脳に広がってく。





それだからかわからないけど、



なんとなく爽桜と2人でいることが増えた。




そっちの方が安心だったし、


薬も飲みやすい。





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