独り占めしても、いいですか?

2日目 ーInfinityくらい超えますー

♡♡♡



ー2日目ー



「ミクちゃん、どういうこと⁉︎」



2日目は現地集合で、撮影現場で御厨さんと対面したみんなは、会うなり早速責め立てていた。



「何の……

ああ、ダブルベッドのことか。

悪いな、あれはこっちのミスだ」



悪怯れる様子もなく謝る御厨さん。



いつも通りだ。



「いやそれもっすけど…

それよりInfinityのことです!

何で黙ってたんですか!」



「なんだ、もう知ってたのか。

それなら話が早い」



そう言って鞄から何かの書類らしきものを取り出した。



私は少し遠くからでよく見えないけど、この流れだから合同イベントの企画書…じゃないかな?




「今日の午前中は予定通り新曲のPVと写真集用の撮影だ。

午後はお前達にくれてやる。

イベントの打ち合わせをしろ」



そう言って秀ちゃんに書類が渡された。


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