イケメン部 〜第2巻〜
參の章

其ノ壱

午後8時をすぎた頃ーーー



澪和は何かの物音で目を覚ました。



「ああ、起きたか」



見ると御影が料理をしている。

澪和は時計を見て、慌てて起き上がった。



「す、すみません!」




まさか、こんなに寝ていたなんて…




キッチンにいる御影の所にかけより、



「代わります!」



長い髪の毛をゴムで縛り上げた。


御影は澪和をしばらく見ていたが、



「頼んだ」



手を止め、澪和に任せた。

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