イケメン部 〜第2巻〜
肆の章

其ノ壱

朝。

カモメの鳴き声で目が覚めた。

隣を見るが、御影の姿は見当たらない。





…先輩、早起きなんだなぁ




まだ寝ぼけ気味の澪和は、ゆっくりと朝の支度をして、大広間へ向かった。


テーブルの上には朝食が出されていた。




…先輩じゃあこんなに上手に作れないよね?
…一体誰が……




澪和が考え込んでいると、



ガチャ



別荘のドアが開く音がした。

見ると手に大量の果物が入った袋を持っている御影が立っていた。



「おはようございます、先輩!!」



澪和は駆け寄り、袋を持とうとした。

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