キミが死ぬまで、あと5日~終わらない恐怖の呪い~
放課後
リナの家は学校から歩いて5分ほどのアパートの1階だった。


角部屋で、日当たりがとてもいい。


両親は共働きらしいから、今の時間はリナ1人しかいない。


あたしは玄関のチャイムを鳴らし、外からリナを呼んだ。


しばらく待つと足音が聞こえてきてリナがドアを開けてくれた。


「リナ、大丈夫?」


まだ制服姿のままのリナを見て不安を感じながらもそう聞いた。


「……入って」


リナはあたしの質問に答えることなく、あたしと沙良を部屋に上げてくれたのだった。
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