2018/06/14 マカロン文庫にて電子書籍化

[原題]伯爵令嬢は恋を追いかけ脱走したい
※掲載作品は編集前のものです。ご了承ください。

会いに行くね。

だから、受け止めて。

***

伯爵令嬢シュティーナは
顔も知らない王子と結婚予定だけれど
とある事情で自宅待機中。

花嫁が自宅待機? なにそれ美味しいの?

「また脱走して町に行ったのですね!」

侍女のリンや家令イエーオリの心配も
どこ吹く風で、勝手に屋敷を脱走する。

ある日、港町スーザントで
サムという男に出会う。

「彼と会った瞬間、
 美味しいものを食べたときと
 同じ気持ちになったの」

「お嬢様、自覚されたほうが
 よろしいと思うのですが、
 ひとはそれを一目惚れと呼びます」

また、会いたいと思ったの。

「俺も、また会いたいと思っていた」

青空色の瞳が見つめる。

わたしはお人形じゃない。心がある。
結婚は、家の為だって分かっているけれど……。

「きみの笑顔はひとを幸せにして
 俺を強くする」

あなたに残す、わたしの思い。

受け止めて。


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ST 20171124
END 20171207


レビューありがとうございます。
かわせつきひと様

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伯爵令嬢のシュティーナは、王太子との政略結婚が決まり、花嫁修業中。お転婆娘である彼女は、ある日こっそりと屋敷を抜け出すと、町で青い目をした眉目秀麗な紳士と出会う。彼と密かに愛を育み、初めて大人の恋を知るシュティーナだったが、王太子の婚約者である彼女にとって、この恋はご法度。身分違いの愛と諦め、未来の旦那様の待つ王宮へと向かうと、なんとそこには愛する人がいて…。町で出会った彼の正体は…なんと王太子様!?
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