年下彼氏と甘い恋
女の嫉妬は恐ろしい!?








結局、退職しないことになった私は、いつものように仕事をした。

そんな私を責める人は一人もいなかった。

荷物のなくなった部長の席を見ると罪悪感に苛まれたが、こうなるべきだったのかもしれない。

だけど、あの時陽太が助けてくれなかったら……私は部長に滅多打ちにされていただろう。

もしくは、私が異動になるほど部長をボコボコにしていたかもしれない。




陽太を思うと身体が熱くなった。

それと同時に胸が痛んだ。

一人の男性に、それも陽太に、こんなにも夢中になるなんて思ってもいなかった。



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