~最強少女と幕末剣士~
一難去ってまた一難?!



陽「んー…っ!モガモガッ!おおよお?」(ここどこ?)




目が覚めると薄暗い蔵の中の柱にくくり付けられていた。





陽『叫ぼうと思っても、口に布を噛まされてるし。ホントめんどくさい。』




何とか縄を外そうと動いてみるがびくともしない。






陽『固く結びすぎだろ…』






ギィーッ





不気味な音を立てて蔵の扉が開いた。






?「こんにちは!よく眠れましたかね?」





陽菜乃を気絶させた張本人だ。




陽「ふふはえへへえうえうあえあいあお!」(結ばれてて眠れるわけないだろ!)





?「そうでした。そのままでは喋れませんよね。」


ガサガサ





陽「はぁ…何で連れてきたんですか?」





?「怪しかったので。」





陽「めんど」




すると、その男の後ろからもう1人男が出てきた。





?「おい総司!何勝手に外してんだ。」




陽『この人、総司って言うのか…ん?総司?…』




陽「沖田…総司?」





沖「あれ?なんで僕の名前知ってるんですかねー?(黒笑)」






陽『やば!口に出てた。』






?「怪しいな。お前名前は?」





陽「人に名前聞く時は、自分から名乗るのが常識なのでは?」





?「あぁ?誰に口聞いてんだぁ?」





陽「誰なんでしょーねー?」






土「チッ。土方だ。」





陽『多分、私の事男だと思ってんだろーな…』





陽「俺の名前は桜崎日向(ひなた)だ。」






沖「僕は沖田総司。宜しくね。」






陽「宜しくしたくありません。」















< 25 / 35 >

この作品をシェア

pagetop