Miss you・・・
これ以上関わらない
翌日、私は体が重くて、動くのもやっとという状態だった。
「そんな状態で仕事できるわけないだろ。休め!」と蘇我さんに言われて、結局仕事を休んでしまった。
清掃の仕事を休んだのは、これが初めてだったせいか、休むと連絡をすることに勇気が必要だったし、休んだことに罪悪感があった。

そんな私に、蘇我さんは朝食を準備してくれ、野菜スープとごはんまで用意してくれていた。
しかも明を学校まで連れて行ってくれたし、一緒に帰ってきてくれた。

明を家(ここ)に連れ帰った後、蘇我さんは仕事の途中だからと言って、すぐに出て行った。
出る間際、私に「寝とけよ」と念押しするのを忘れなかった。
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