奏汰に電話をもらって、急いで仕事をおわらせてクリニックに向かった。
大池先生に案内された部屋に入ると、奏汰と苦しそうに眠る千紗がいた。

奏汰「優馬、急に電話して悪かったな」

優馬「いや、こっちこそ迷惑かけたな」

千紗の側にいき、状態を確認した。

優馬「いつから熱あったんだ?それに、喘鳴もきこえる」

奏汰「千紗、小児科卒業してから、病院に行ってないらしい。そんな事なら、俺がずっと診るんだったよ。優馬ごめん」

優馬「奏汰は悪くないよ。千紗が悪い。それに、相談だって出来たはずだし。奏汰が留学してすぐに、俺も留学してて、戻ってからも大学病院で研修とかしてたし、最近今の病院に戻ってきたから、全然千紗の状態を確認できてなかったよ」

千紗「……ケホッケホッケホッ……ハァハァケホッケホッ……」

そんな話しをしていると、千紗が咳き込み出した。