私なんて…
優馬「千紗、千紗、ちょっと起きて」

千紗「ケホケホッケホッ…ハァハァケホッケホッ…ゼーゼー」

優馬「ゆっくり深呼吸だぞ。ほら、スー…ハー…」

千紗「スーッケホッケホッケホッ…ハァハァハー」

少し落ち着いた頃を見計らって声をかけてみた。

優馬「千紗、いつから病院行ってないの?」

千紗「お…兄…ちゃん…グスッ(涙)」

優馬「あぁ。じゃあ、いつからしんどかった?」

俺が質問すると、泣きだしてしまったが、隣でずっと奏汰が背中をさすってくれている。

優馬「答えなくても、病院行ってカルテ見たら分かるし、当然入院して検査もするから状態も分かるしな」

千紗「やぁだ…ヒックヒック…グスッ」
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