意地悪王子の溺愛は甘すぎて危険です!

待っていたのは意地悪な王子様。





「……よし。」



あの後自室に戻り、机に置かれてあった新品の制服に身を包む。



黒のブラウスに七分丈の黒のスカート。



黒のタイツに黒のハイカットブーツ。



全てが黒1色の制服だけど、決してダサくはない。



ただ、黒のタイツっていうのが夏は暑そうだとは思うけど……。



「あとは……髪の毛、か。」



アッシュベージュの髪の毛を一つにくくり前髪を軽く横に流す。



「私……本当に護衛の任務につくんだ。」
< 11 / 270 >

この作品をシェア

pagetop