ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

臨月

そして、幸せな日々はすぐに過ぎていくもので、もう臨月。

お腹はすっかり大きくなり、胎動にも慣れてきた。

普通なら、この頃になると、胎動はある程度収まるらしいが、私の場合、赤ちゃんが元気なのか、毎日胎動を感じる。

今も、お腹を中からグーッと蹴られてお腹に足型が浮かび上がっている。

楓摩と、それを見て笑いあって、またそれも幸せだった。
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