残り100日の私と大好きな君

その後、私はお医者さんに呼び出された。

きっと、部屋では話しずらいから。

案の定、その後言われたのは余命に関しての事だった。

「頑張ったら、治るかもしれないからね!!」

って……

バカじゃないの…って言いたかった。

余命二ヶ月

そんな私の病気が治るわけないじゃん……

しかも"治るかも"って……

そんな無責任なこと言わないでよ!!

治らない覚悟なのに、死ぬ覚悟なのにそんな事言わないでよ!!

私だって、生きたい……けど、その運命を受け止めてるのに、希望を与えないで!!

希望は、治らなかった時に絶望に変わる。

それなら最初から希望なんていらないよ……

私は、そんな言葉を心に閉じ込めて、ひとり、涙を流した。
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