寝息を立て始める彩葉の頭を優しく撫でる。


祭壇に目を輝かせる彩葉に、興味があるのは分かっていた。
ただ、経理として此処に入ってきた彩葉にさせていいものか、、、、かなり悩んだ。


花の知識も全くない所で、苦労するだろう。

でもその興味を伸ばしてやりたいと思った。


顔を近づけキスを落す。


ちょっとした公私混同だ。
この秘めた想いに恋愛に疎い彩葉は、きっと気づかない。透は深く溜息をついた。


暫くして彩葉のアパートにつき、肩を揺すって起こす。

「明日からは斎場に連れて行くから、覚悟しておけよ。、、、じゃあ、お疲れ。」


そう言って、アパートの前から去って行った。