そう言って透は手を彩葉の前に出し、日報を催促する。



彩葉は苦笑いを浮かべ、机の中から日報を取り出し透に差し出す。


「できてますけど、、、それパワハラですよ?凄いプレッシャーです。」

「何がパワハラだ。、、、仕事が速いって褒めてんだよ。俺はそのまま会議に出るから、こっちの仕事が終わったら松田と祭壇の片付けに行ってくれ。、、、頼んだぞ。」






彩葉から日報を取り上げ、この後の指示を出し事務所を出て行った。


前垣 透、39歳。この駅前支店の支店長。
社長の親友である前垣は、実質、、、リス・フルールのNo.2だ。

そんな透は、暗めの茶色の髪に切れ長の目。
ぱっと見怖い印象があるが、かなりのイケメンで40前とは思えない。