Dark-
姉御の願い。
Yuto side

...。

あれから暫く。
真美はやっと落ち着いてきて、少しは楽になったのか、さっきよりは顔色も良くなっていた。
しかし、彼女は身体が重いのか、珍しく俺から離れようとしなかった。
なんとなく不安になって、彼女の額に手を当てる。
そして...





祐叶「熱っ!!

真美、お前熱あるじゃん!!
氷持ってくるから(←よく授業をサボる為、保健室の常連なので、色々知ってる)、横になってろ。」
真美「...ん?


...(空笑いしつつ)大丈夫だよ!
......今は...隣に居て?」
祐叶「真美...。」
真美「俺、やっぱダメだな。



トップ...祐叶に任せたいんだ。
俺には...











荷が重すぎたんだよ...。」







→NEXT。
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