2.5次元少女

過去


毎日毎日。同じことの繰り返し。
何も変わらない

なのになぜ生きてるんだろう。

前はこんなこと考えなかったのに。



今日もめんどくさいけど学校へ行く。



偽りの笑顔を貼り付けて
高い声を出す。

疲れたって何回も思ったけど
誰も助けちゃくれないし。



さあ、行こう







「みんなぁ〜おはよ〜!」





女「ああ、うん」
男「おはよ」



コソコソ





好きなだけいいなよ私のこと




さ、図書室行こ。





ーーーーーー

図書室は静かですごく好き。
でも時折寂しくもなる。



私ってこんな弱かったっけな。
やだな。、、、







“きゃあああああ”
歓声、龍蓮花か。

ベランダから見てみる。


え、月花?!
珍しく登校して来たんだ。

…それは、なんのために?



“紫苑様〜!!”
“どうしたんですかぁ!?”
“何かあったんですか!?”


神谷 紫苑(かみや しおん)
斉木きらと同じく人気者。
銀髪に灰色メッシュ。
若干私と被ってて嫌。


たかが学校来ただけですごいね月花さん




紫「優馬先輩の仇を取りに戻ってきた」




口を開いた神谷。


優馬先輩の…


“きゃああああ”
“頑張ってくださぁい!”
“早くあの女おいだしてくださぁい!”



私に、制裁か…




優馬先輩…。

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