2.5次元少女

変わったこと

最近変わったことがある。


この前
斉木と図書室で会話した日から



斉木がよく話しかけてくる。

あんなに私を毛嫌いしていたのに。


鴻「最近、棗ときら仲良いね!」

美「私も思ったー」

鴻「なんでー?」


仲良くちゃいけないのか?

でも私も疑問だった。

棗「なんでだろうな」

チラッとキラを見る。
きらはこういう質問の時は
無言を貫く。本当に都合がいい奴だ。



『相良さんいますかぁ〜?』

突然名前を呼ばれた

教室には隣のクラスの子が来ていた
私にようなんて変わってるな。

とゆうか知らねえ奴だし

「ちょっと行ってくる。」



あとはみっこに任せて
入口の方へ向かった


『ちょっとぉ、お話があるんだけど、
時間ある〜??』

あー、めんどくさい。ねえよって言いたいが

「ううん!大丈夫だよぉ」
とスマイルをつけてゆう。


そっかー!と言いながら私を
音楽室に連れて来た。


音楽室ねぇ。人こなさそうなところだ。



「それで、ようってなんですかぁ」
『キモいんだけど』

は?唐突すぎて何が何だか。わけわかめ

『 きら様に近づいてんじゃねぇよ
男好きのお前が近づいていいような方じゃ
ねえんだぞ?わかる??
身分をわきまえて?』

身分ってなんだよ

めんどくさい女。
『次近づいたらタダじゃおかないから。
今回は注告だけで済ませてあげる』

勝手にすれば?



てか、一方的に言って帰ってったし。

腹立つわ〜。


ガラッ

「おい、相良。」

うわーまた面倒なの来た。


「なーぁに?きらくん」


「さっきのなんだ。」


うわー、聞いてたんだ

「えぇ?さっき?」


「責められてだろ」

「注告されてただけだよぉ?」


はぁ。とため息をつく斉木。


「まあ、いい。、

それより、もうそれやめろよ」



は?どれだよ


「なんのことぉ?」
き「その喋り方だよ」


ああ、これか。

「喋りかたぁ?これが普通だよぉ!」

そう、これが普通。

き「お前ほんとはそうゆうの
キャラじゃねえだろ」

あ?

「なんでそう思うのぉ?」

き「別に。ただ、思うだけ」

じゃあ別に良くない?

き「そういう喋りかたするから
あーゆー噂されるんじゃねえの?」


は?

き「かわい子ぶってる!とか媚び売ってるとか
言われたい放題言われるんだぞ?」


は?

「喋り方とかぁ
関係ないとおもうよぉ??」


そう、関係ない。

き「いや、その猫なで声とか、
美嘉子の前でやらねえだろ?
だからそう思われるだろ」

…うるさいん。
これが普通、みんなが思う相良棗なんだよ。


私はもう限界だった、
「あのさあ、わかっててやってんの
わかんねえの?
先にお前らが言いたい放題言ったから
合わせてやってんのわかんねえの?」

だから喋り方は関係ない。
噂に合わせてやってるだけ。


本当イライラさせられる。


じゃ、と行って私は図書室へ行った。
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