一年に一回。



年末年始に一度だけ、



幼なじみのあいつが



今年も帰って来た。



「かーいくねぇな、相変わらず」



ちょっと乱暴で手荒な幼なじみは


また少し大人になっていて


なんだかムカついた。



「本当に寝てんの?」



久々に聞いた彼の穏やかな声に


閉じていた瞼が動いて…。



今年もまた、胸が鳴ってしまった。



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