蒼姫様は、守られません!!③~完~

訓練開始

「さぁ、訓練しようか」



そう言うと、【蒼月】のみんながへ?という顔をする

一番そんな顔をしている郁斗の頬をうにーっとつまんでひっぱった

理達が爆笑する中、ぱっと手を放してチョップする



「あのねー、もうすぐなんだよね」



頭の上に?が見えるよ

マジかあんたら



「神崎との抗争」

「「「「「あ。」」」」」



思い出したらしい

めっちゃ叫び声を上げてる



「いつやるんすか!?」

「来月のどっか」

「場所は!?」

「神崎所有地のどっか」

「時間は!?」

「未定」

「「「「「見事に何も決まってない!」」」」」



言ってくれるねー

しょうがないじゃん



「手紙送るからその日、記された場所に来てって」

「雑いなー」

「ねー、私も思った」



まあ、いつ来るか分かんないから準備しなきゃねー



「はーい。幹部降りてきて」



普通にみんなが階段から降りてきた

...つまらん



「愛桜ちゃん、本来ならこの降り方が普通なんだからね?

飛び降りないのか、ちぇっじゃないからね?」

「なんでそこまでわかんの!?」

「普段の行動と、顔に書いてあったことと雰囲気」

「あっ、はーい....」



ここまで言われると言い返せないよね
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