「蒼ちゃん、早く帰ってきて」

中学三年の冬
私の初恋は突然終わった

せっかく入学した高校では
新しい恋どころか
何に対しても無気力で
空っぽな一年を過ごしてしまった

このままで本当にいいの?

そう問いかける心の声が
日に日に大きくなって
無視できなくなってきたころ

私は君に出会った

爽やかな青空が広がる五月のある日
止まっていた心の時計の針が
ゆっくりと動きはじめる

「早月先輩のこともっと知りたいです」
「私、……」





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大幅な内容変更はしていません。

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